移動平均線とは?

移動平均線は「moving average」とも呼ばれ、大半のトレーダーがMT4に導入しており、
非常に大事なテクニカルツールである。

しかし、導入しているだけで、うまく使いこなせていないトレーダーが多いのも事実である。

そこで、今回は移動平均線の考え方について説明していく。

簡単に言えば、相場の流れを平均的に表したものである。

例えば、5日移動平均線であれば、直近の5日間の終値の平均値を計算し、それをつなげたものになる。

このように期間を変えることによって、色々な移動平均線ができ、各期間によって移動平均線の解釈も異なってくる。

移動平均の種別

メジャーなものとして、単純移動平均線(SMA)指数平滑移動平均線(EMA)がある。

特徴としては、指数平滑移動平均線(EMA)の方が、単純移動平均線(SMA)よりロウソク足に対するレスポンスが早い(ロウソク足の値動きに対してEMAの方がSMAより傾くのが早い。)

移動平均線の期間による移動平均線の考え方

移動平均線には「短期移動平均線」、「中期移動平均線」、「長期移動平均線」の3種類がある。

・短期移動平均線の場合は期間が約5~15
・中期移動平均線の場合は期間が約20~100
・長期移動平均線の場合は期間が約200~300というのが目安となっている。

そして、次の考え方が大事である。

短期移動平均線は現在の値動き
中期移動平均線は現在の相場の向き
長期移動平均線はファンダメンタルズ分析の向き(長期的な相場の向き)

となる。

 

図1.中期移動平均線の傾き

図1のように、中期移動平均線が上に傾いている。

そのようなときは相場は上昇しやすくなる。

移動平均線の乖離の考え方

乖離(かいり)というのは、ここでの意味としては移動平均線からろうそく足がどれくらい離れているかという考え方である。

 

図2.移動平均線の乖離

図2のように、ろうそく足が移動平均線から離れると、その後に移動平均線に近づくという特徴がある。

他には、期間が違うもの同士の移動平均線の乖離というものがある。

 

図3.2本の移動平均線の乖離

例えば図3のように、25SMAと75SMAとの間隔が狭まっているときはレンジ相場になっており、25SMAと75SMAとの間隔が広がると、トレンド相場になっていると判断できる。